自分勝手な読書レビュー

レビュー、感想文といった形式で自分が読んだライトノベルやミステリー小説を中心になるべく短く、簡潔に記事にしていきます。ブログ開設以前に読んだ作品については記憶が曖昧な本については読み直しその都度また新しい評価、感想を記事にしていきます。読書は好きですが読書愛好家という訳でもなくただの素人です。低学歴なために文も拙いことがあると思いますがご容赦ください。

ZOO 1/乙一

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ZOO 1/乙一 評価:★★★☆☆

~紹介文~

何なんだこれは! 天才・乙一のジャンル分け不能の傑作短編集が「1」、「2」に分かれて、ついに文庫化。双子の姉妹なのになぜか姉のヨーコだけが母から虐待され――(「カザリとヨーコ」)。謎の犯人に拉致監禁された姉と弟がとった脱出のための手段とは?――(「SEVEN ROOMS」)など5編をセレクト。

乙一さんはホラーで有名ですね。高校時代に乙一さんの本を少し買っていてGOTHシリーズ、夏と花火と私の死体、失はれた物語を読みました。特に夏と花火と私の死体に関しては17歳であれを書くって凄いですよね。

ZOO 1は短編集でどれも展開が読めるもので、うーんといった感じでしたがその中で"陽だまりの詩"という作品はオチも含めて短いながらに一瞬で"陽だまりの詩"の世界観に持ってかれて適度に感動できて、いいなあと思いました。ZOO 2も読みたいと思います。短編集なのでサクッと読めて、本をあまり読まない若い男性の方にオススメの一冊であると思います。